『志』
“What is your
happy?”私がこの春に一人でインドを訪れたとき
に、あるNGO系の学校の先生に聞いた言葉である。私はもちろん哲
学者ではないけれど、“HAPPY”とは何だろうと考えることがある。
ある先生は、貧しい村が育つこと・その村の子どもたちが教育を受
けられるようになり、生きていくための術を知ることができるよう
になることが“HAPPY”であると語ってくれた。また別の先生は、
子どもたちや貧しい村の人々が“HAPPY”になることが自分の
“HAPPY”であると語り、さらに自分には時間があるのだから、困っ
ている人々をhelpすることは自分自身のdutyであると、私に語ってく
れた。
私たちは今、「日本」という恵まれた国で、他国と比較して豊かで
あり、余裕のある生活を営んでいる。そして私たちには、何かをする
ために十分な時間もあれば、お金もある。
しかし助けを求めている人々も数多く存在している。人生を一人で
生きていくことはできない。支え合ったり、信じ合ったり、愛し合え
る人々がいるから生き続けられるのだと思う。決して義務ではない。
しかし、これから私たちはどう未来に対して志していけるだろうか。