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第2回 竹村晃弘さん

『自己満足に生きて欲しい...』『志』

竹村晃宏さん。1988年1月25日生まれ。

同志社大学所属 梵蒼 副代表
 

高校まで野球をしていたスポーツ少年!!
その活動力で2008年の春、インドを1か月ほど訪れてインド文化の多様性に触れ、そこで感じたことをコラムという形で書いてもらいました。

bonkura 


『自己満足に生きてほしい


「国際支援」とは一体どういうことだろうか。正直、私にはそれを定

義づけることはできない。きっと我々が「国際支援」と思っているの

は、いわゆる主体者の自己満足によるものだと思う。つまり、自分た

ちは他者のために良いと思って営んでいるが、それが本当に価値のあ

るものなのかどうかは実際に行動してみないと分からないことであ

る。
 



 NGO・NPOなどで働く人々が数多く存在しているのは、その自

己の満足を満たすためだと思う。そしてそれが結果的に他者に利益を

もたらしているから評価されているのである。


 
   もちろんマイナスの面が露出してしまい失敗することもあるだろ

う。しかし、世の中には表があれば裏もあるように、良いこともあれ

ば悪いこともあるし、成功もすれば、失敗もする。「完璧」なことは

存在しないのだ。



 何回つまずいても、最後には自分の生き方が満足できるものであっ

てほしい。


 
 




志』



What is your happy?”私がこの春に一人でインドを訪れたとき

に、あるNGO系の学校の先生に聞いた言葉である。私はもちろん哲

学者ではないけれど、“
HAPPY”とは何だろうと考えることがある。


 
  ある先生は、貧しい村が育つこと・その村の子どもたちが教育を受

けられるようになり、生きていくための術を知ることができるよう

になることが“
HAPPY”であると語ってくれた。また別の先生は、

 子どもたちや貧しい村の人々が“
HAPPY
”になることが自分の

HAPPY
”であると語り、さらに自分には時間があるのだから、困っ

ている人々を
helpすることは自分自身のduty
であると、私に語ってく

れた。



 私たちは今、「日本」という恵まれた国で、他国と比較して豊かで

あり、余裕のある生活を営んでいる。そして私たちには、何かをする

ために十分な時間もあれば、お金もある。


 
 しかし助けを求めている人々も数多く存在している。人生を一人で

生きていくことはできない。支え合ったり、信じ合ったり、愛し合え

る人々がいるから生き続けられるのだと思う。決して義務ではない。

しかし、これから私たちはどう未来に対して志していけるだろうか